訪問診療と往診の違いとは?|医療法人百優会 かとうクリニック|池田市の内科・外科・訪問診療のクリニック

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訪問診療と往診の違いとは?

訪問診療と往診の違いとは?|医療法人百優会 かとうクリニック|池田市の内科・外科・訪問診療のクリニック

訪問診療と往診の違いとは?

訪問診療と往診の違いとは?在宅医療をわかりやすく解説

訪問診療往診って、何が違うの?」

患者さんやご家族、ケアマネジャーの方からも、とてもよく聞かれる質問です。

言葉は似ていますが、目的・頻度・制度がまったく異なります。

この記事では、在宅医療の現場に立つ医師の視点から

訪問診療と往診の違いを、できるだけシンプルに、でも正確に解説します。


訪問診療とは?

訪問診療とは、

👉 通院が困難な方に対して、医師が計画的・定期的にご自宅や施設を訪問する診療です。

訪問診療の特徴

  • 月2回など定期的に実施

  • あらかじめ診療計画を立てて行う

  • 病状が安定していても継続

  • 医療保険が適用される

  • 在宅医療の“主軸”

こんな方が対象

  • 高齢や持病で通院が難しい

  • 認知症・心不全・がん・神経難病など

  • 施設入所中で主治医が必要

  • 自宅での看取りを希望している


往診とは?

往診とは、

👉 急な体調変化などがあった際に、患者さんの要請を受けて臨時で医師が診察に行くことです。

往診の特徴

  • 突発的・臨時

  • 発熱、痛み、呼吸苦など急変時

  • 定期訪問ではない

  • 訪問診療中の患者さんにも行われる

  • 医療保険が適用される

こんな場面で行われる

  • 夜間に熱が出た

  • 呼吸が苦しそう

  • 転倒後に痛みが強い

  • 点滴や緊急処置が必要


訪問診療と往診の違いを比較

項目 訪問診療  往診
実施タイミング 定期的(計画的)  臨時(必要時)
目的 日常的な健康管理  急な症状への対応
頻度 月1〜2回以上  不定期
対象 通院困難な方  急変した方
位置づけ 在宅医療の基本  補助的・緊急対応

👉 訪問診療=定期便、往診=救急対応

とイメージすると分かりやすいです。


よくある誤解

「往診だけお願いすることはできる?」

原則として、継続的な往診のみは難しく、

多くの場合は訪問診療を導入した上で、必要時に往診という形になります。

「訪問診療を受けると入院できなくなる?」

そんなことはありません。

必要なときは病院と連携して入院調整を行います。


訪問診療+往診で、24時間の安心を

在宅医療では

  • 普段は訪問診療でしっかり管理

  • 急変時は往診で即対応

この組み合わせにより、

住み慣れた自宅や施設で、安心して生活を続けることが可能になります。


まとめ|訪問診療と往診の違い

  • 訪問診療:定期的・計画的な診療

  • 往診:急変時の臨時対応

  • 両者は対立するものではなく、補い合う関係

  • 在宅医療では両方が重要


在宅医療・訪問診療をご検討の方へ

「通院がつらくなってきた」

「施設に入ったけれど主治医がいない」

「最期まで自宅で過ごしたい」

そんな思いがあれば、早めのご相談がおすすめです。

訪問診療は、“必要になってから”ではなく、“困る前に”始める医療です。