健康診断で「要再検査」と言われたらどうすればいい?
- 2026年3月24日
- 一般内科
健康診断の結果で「要再検査」と書かれていると、驚いたり、不安になったりする方が多いのではないでしょうか。
一方で、「忙しいから」「症状がないから」と放置してしまうケースも少なくありません。
しかし、この“要再検査”は、病気の早期発見のチャンスでもあります。
今回は、要再検査と言われたときにどう対応すべきか、分かりやすく解説します。
■「要再検査」とはどういう意味?
「要再検査」とは、
👉 異常の可能性があるため、もう一度詳しく調べましょう
という意味です。
重要なのは
❌「病気が確定した」ではない
⭕「見逃さないために確認が必要」
という点です。
■放置してはいけない理由
「症状がないから大丈夫」と思ってしまいがちですが、
実は多くの病気は無症状のまま進行します。
例えば:
- 高血圧 → 気づかず進行し脳梗塞へ
- 糖尿病 → 放置で神経障害・腎障害
- がん → 初期はほぼ無症状
つまり、
👉 “症状がない今”が一番治療しやすいタイミングです
■よくある「要再検査」の項目と考えられる病気
●血圧が高い
- 高血圧症
- 動脈硬化のリスク
👉 放置すると脳卒中・心筋梗塞の原因に
●血糖値・HbA1cが高い
- 糖尿病
- 境界型糖尿病
👉 早期なら生活改善で改善可能
●コレステロール・中性脂肪が高い
- 脂質異常症
👉 自覚症状がないまま血管が傷む
●肝機能異常(AST・ALT)
- 脂肪肝
- アルコール性肝障害
- ウイルス性肝炎
●便潜血陽性
- 大腸ポリープ
- 大腸がん
👉 必ず精密検査(大腸カメラ)を
●胸部レントゲン異常
- 肺炎
- 肺結核
- 肺がん など
■どのくらい急いで受診すべき?
目安は以下です:
- できれば 1ヶ月以内
- 便潜血・胸部異常 → 早め(2週間以内)
👉 放置期間が長いほどリスクは上がります
■再検査はどこで受けるべき?
- 健診を受けた施設
- お近くの内科クリニック
どちらでも問題ありません。
当院のようなクリニックでも、
- 血液検査
- エコー検査
- 生活習慣指導
など、初期対応は十分可能です。
必要に応じて専門病院へ紹介いたします。
■よくある質問
Q:再検査したら異常なしのこともある?
👉 あります。むしろ一定数あります。
ただし、それを確認することが大切です。
Q:忙しくて行けない…
👉 放置が一番リスクです。
短時間でも受診をおすすめします。
■まとめ
健康診断の「要再検査」は
👉 体からの重要なサイン
です。
- 病気の早期発見につながる
- 治療が軽く済む可能性が高い
- 将来の大きな病気を防げる
というメリットがあります。
■当院からのご案内
当院では健康診断後の再検査・ご相談を随時受け付けております。
- 「この結果で受診すべきか分からない」
- 「どの検査が必要か知りたい」
といったご相談もお気軽にどうぞ。
患者様一人ひとりに合わせて、丁寧にご説明いたします。