感染性胃腸炎に注意しましょう。
- 2026年2月24日
- 消化器疾患
寒い季節や季節の変わり目になると、「急な下痢や嘔吐」の患者さんが増えてきます。
これはウイルスや細菌によって起こる 感染性胃腸炎 の可能性があります。
感染性胃腸炎は誰でもかかる可能性があり、特に小さなお子様や高齢者では脱水に注意が必要です。
この記事では、感染性胃腸炎について医師の立場から分かりやすく解説します。
感染性胃腸炎とは?
感染性胃腸炎とは、ウイルスや細菌が原因で胃や腸に炎症が起こる病気です。
主な原因
■ ウイルス性
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ノロウイルス
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ロタウイルス
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アデノウイルス
👉 冬場に流行しやすい
■ 細菌性
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カンピロバクター
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サルモネラ
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腸炎ビブリオ
👉 食中毒として発症することもあります。
主な症状
感染性胃腸炎では以下の症状が見られます。
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吐き気・嘔吐
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下痢
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腹痛
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発熱
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食欲低下
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全身倦怠感
※症状の強さには個人差があります。
感染経路
感染性胃腸炎は非常に感染力が強いのが特徴です。
主な感染経路:
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手指からの接触感染
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飛沫感染
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汚染された食品
特に家庭内や施設内で広がりやすいため注意が必要です。
自宅でできる対処法
① 水分補給が最も重要
脱水予防が最優先です。
おすすめ:
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経口補水液
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少量をこまめに摂取
※一度に大量に飲むと吐きやすくなります。
② 無理に食べない
食欲がない時は無理に食事をとる必要はありません。
回復してきたら:
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おかゆ
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うどん
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消化の良い食事
③ 整腸剤は有効な場合あり
ただし、自己判断での下痢止め使用には注意が必要です。
受診した方がよい症状(重要)
以下の場合は早めの受診をおすすめします。
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水分がとれない
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尿量が減っている
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高齢者・乳幼児
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強い腹痛
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血便
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高熱が続く
感染予防のポイント
感染拡大を防ぐために:
✅ 手洗い(石けんで30秒以上)
✅ 嘔吐物処理時は手袋使用
✅ タオルの共用を避ける
✅ アルコール消毒はノロには不十分な場合あり
よくある質問
Q:感染性胃腸炎はどれくらいで治りますか?
多くは2〜3日で改善しますが、下痢は1週間程度続く場合があります。
Q:仕事や学校はいつから復帰できますか?
嘔吐や下痢が落ち着き、全身状態が改善してからが目安です。
まとめ
感染性胃腸炎は身近な病気ですが、脱水や感染拡大に注意が必要です。
症状が強い場合や不安がある場合は、無理をせず医療機関に相談しましょう。